![GARMIN(ガーミン) 最大心拍の設定は適正ですか??](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2020/08/6f20cdb4f914c34bcb900d78a0b4c44a76952ef5.85.1.12.2.jpeg)
ボディバッテリーと心拍数の相関
2021/4/2 10:30
ランニング系スマートウォッチのガチレビューを、
趣味と仕事を兼ねてがっつりご紹介。
マラソンとミスチルをこよなく愛するドM
サポートスタッフ☆サクラギです^^
今回のブログも長文&こってりになります。
ご興味のある方だけ、お付き合いくださいm(__)m
実はワタクシ、ガーミン使ってて気になってたことがあって、
それが、ボディバッテリーのこと。
ボディバッテリーとは、
ガーミンのデバイスが心拍やストレスのデータから計算する、
その時点で体に蓄えられたエネルギーの推定値のこと。
なので、たくさん走った後などは、
その数値が減少するのは当然なのですが、
自分の場合、まあまあの距離を走っただけで、
ボディバッテリーが残り 5 になって、
そのまま張り付いてしまうことが多々ありました。
こんな感じですね。
![](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2021/04/3ae1aca3ac48dc1584a5bcf8b8aec7c94156a6c2.85.9.12.3.jpeg)
個人的には
「まだまだ走れるぜ! なめんなよっ!!」
って感じなのですが^^
で、先日ガーミンの講習を受けて気付いたんです。
これって、最大心拍数の設定の問題じゃなかろうか・・・??
最大心拍数でよく使われる計算式は「220-年齢」
ガーミンコネクトの初期設定も
これで計算されています。
なので、47歳のワタクシの場合、
最大心拍数は 173 と設定されていたわけです。
ワタクシ、これでも変態系ウルトラランナーの端くれ、
最大心拍数、もっと上だろう、と。
正確な最大心拍数を測るには、
ランニングのテレビ番組「ランスマ」で、
りさっちが筑波大学で計ったような、
ちゃんとしたところで計る必要があります。
ただ、一般の方にはそんなこと、
簡単にできるもんじゃありませんよね^^
自力で計るには、
3kmを2回全力で走るとか、坂道ダッシュするとか、
そんな方法があるようです。
ガーミンのHPでは、
「3分間できる限り速く走ります
そして立ち止まらずに3分間の穏やかな走りで回復し、
もう一度全力で3分間走ります
すると二回目の全力走りの途中で最大心拍数に届くはずです」
との記載が。
ガチレビューが信条のワタクシ、やってみましたよ!
3分ほどかかる坂道ダッシュを2回!!
その結果・・・
最大心拍は意外に上がりませんでした。
常に楽に走ることを理想とするワタクシ、
追い込みが足りなかったんでしょうか・・・
※注意事項です!!
もしこのようなことを試す場合は安全面を考慮して
必ず誰かが見ているところで行ってください。
決して一人では行わないでくださいm(__)m
ただ、思い出しました。
自分が追い込んだトレーニングをしてたことを!
このブログ「インターバル走やってみた!」をご覧ください。
ガーミンの機能を使ってインターバル走をした時のものですが、
最後の画像、最大心拍数なんと「201」!!
俺の心臓、強すぎんか?^^?
なので「201」はあんまりなので、
とりあえず「195」で設定してみました。
すると、ボディバッテリーが底をつくことはほぼなくなりました。
やはり、自分の最大心拍数をちゃんと設定することが、
正しいデータを出すうえでは必要なようです。
ランニングのデータでも心拍数のゾーンが変わります。
以前の設定で、
平均心拍 149 最大心拍 182 のランニング時のデータがこれで
![](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2021/04/7dfbebed5f2e3a63bc911e47693bfb652713519d.85.9.12.3.jpeg)
最大心拍数を「195」にして、
平均心拍 153 最大心拍 175 のランニング時のデータがこれです。
![](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2021/04/a059e9299b3c300d018e82d91956ee6c345c5083.85.9.12.3-1.png)
以前の設定では、
「めっちゃがんばってるね! 無理しないでね!!」
ってぐらいだったのが、
今の設定では
「まだまだやれんだろ、あまえてんじゃねぇ!!」
って言われてるわけです^^
たしかに、自分のポリシーは「追い込まない走り」
今の設定のデータの方がしっくりきますね^^
トレーニングを始めて間もない人、
そこまでトレーニングをしてない人は
初期設定の最大心拍数でいいと思います。
ただ、まあまあトレーニングを積んだ方は
できる限りでいいので自分の最大心拍数を推測して、
それをガーミンの設定に落とし込んだ方が、
トレーニングデータがもっと使えるものになりますね。
ぜひ、設定を見直してみてください。
では、設定の仕方を説明します。
1.スマートフォンでガーミンコネクトのアプリを開きます。
2.左上の三本線をタップして「Garminデバイス」を選択
3.接続中のデバイスを選択して「ユーザー設定」をタップ
4.下の方にある「心拍ゾーン」をタップ
今、この画面ですね。
![](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2021/04/d2b71605f67dbd0bb7a3d0fd9f23f1fd443318fd.85.9.12.3.jpeg)
この画面の最下段「最大心拍数」をタップすれば、
数値を変更することができます。
この画面は、一番左の「ハートレートマーク」なので、
日常生活時の心拍ゾーン設定です。
ランニングアクティビティ時の設定は、
その横の「ランニングマーク」を選びます。
![](https://www.i-get.jp/wp-content/uploads/2021/04/1a0282a8ec9d05abfbddca983e4aaf7959e3cd76.85.9.12.3.jpeg)
ここでも同様に、最下段の「最大心拍数」を変更すればいいのですが、
もう一つ「基準」という設定を選択できます。
「基準」をタップしたら、
「最大心拍数」か「予備心拍数」を選べます。
上の画面は「予備心拍数」を選んだ場合の画面です。
基準を「予備心拍数」にした場合は、
安静時心拍数を入れる必要があります。
日常の心拍数のデータを見て、
自分の場合は「55」で設定しました。
詳細な説明は割愛しますが、
この「予備心拍数」で設定したほうが
ゾーンの設定が高め、負荷としてはきびしめになります。
「まだまだやれんだろ、あまえてんじゃねぇ!!」
って、言われやすい設定になるってことです^^
これで最大心拍数の設定は終了です。
このあとデバイスと同期することで、デバイスにも送信されます。
そこそこトレーニングを重ねてきて、
「なんか、心拍ゾーンの設定が楽に感じてきたかな?」
というような方は、
この最大心拍数の設定見直しを検討してはいかがでしょうか。
今回も長文にお付き合いいただき、
ありがとうございましたm(__)m
スポーツを愛するすべての方へ、
楽しいランライフを!^^!